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みなさん、漢字検定って知ってます?英語検定は略して英検なんて呼んだりしてとても有名ですが、要するに英検の漢字版検定試験なのです。略して漢検です(そのままです)。
・・・というようなことを書いた1999年当時には本当にまだ知名度は低かった漢字検定ですが、ここ数年でかなり有名になり、企業の採用や学校の合格基準などにも影響が出てきたりしています。準2級も生まれました。
就職や受験対策として受験してもよし、僕のように単に漢字が好きという目的で受験してもよし。漢字を勉強すると日本語の美しさや漢字の奥深さに触れることができ、さらに興味が沸いてきます・・・と言っても漢字がキライな人にとってはそうはいかないでしょうけど。
漢字検定なんて初めて聞いた!興味がある!って方は漢字検定のオフィシャルサイトへ行ってみて下さい。
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あれは確か、1994年か1995年のこと。本屋さんをぶらぶらしていると「漢字検定」という文字が目に入りました。
「へええ、こんな検定があるんやあ」と問題集を手にとってみると、漢字ドリルという感じの(シャレかい!)問題が並んでいます。
僕は理系出身なんですが、元々漢字や英語は好きな方です。関係ないですがTOEIC(英語の試験)でも800点以上を取得しています(こんなところで自慢するなよ)。
とにかく、漢字好きな人間にとって、その問題集はあまりに簡単でした・・・手に取っていたのは5級の問題集でした。
さらに、4級、3級、2級・・・と手にとって見ると、なるほど、面白そう。
内容をざっと見て、2級と準1級の問題集をその場で購入しました。
まずは2級の問題集を1冊やり終えて、受験してみました。一発合格でした。特に読みと書きについては、ほとんど自分の知識内だったことが勝因です。
次に準1級。問題集に取り掛かってみると「何じゃこりゃあ!」と叫びだしたくなるほど難しい。
思うに、2級までは学校の授業で習ったレベルで対応可能ですが、準1級となるとそれなりの勉強をしなければ合格は無理。そして、あろうことか僕は詰め込み形式の勉強をしました。つまり、何でもかんでも機械的に覚えてしまうってことです。
問題集を2冊ばかり終えて受験し、自己採点では200点満点中158点でした。見事に不合格でした。そんな勉強方法では合格できない見本です。
やっぱり準1級は難しい・・・諦めたっと。
ところがそれから2-3年が経ち、またぞろ挑戦したくなりました。漢字の虫が疼き始めたワケです。
前に終えた2冊をもう一度繰り返し、さらに新しく1冊。
前回と違って、意味を考えるようにして勉強しました。漢字そのものの意味、四字熟語やことわざの意味を。
こうして満を持して受験したのですが、前回よりかなり難しかったという印象で、自己採点はやはり158点。
ところが合格してしまいました。合格基準は『8割程度』だったので、その回は難しかったために合格点が150点だったのか、あるいは単に自己採点が間違えていたのか、真実は分かりませんが。
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理系の電気工学科出身の僕がなぜ合格できたのでしょう?
周りの友人知人は変人扱いしますが、それは漢字が好きだから、の一言に尽きます。
これから就職活動があるわけでもなく、給料が上がるわけでもなく、ましてや資格マニアでもありません。合格したからと言って何のメリットもないのです。
とにかく好きで受けて合格したのですから、漢字が好き以外に理由などないのです。それでも、1級合格者の方々から見れば漢字オタクと言えるレベルでもないですけどね。
じゃあ、合格するために秘訣なんてないんでしょうか?
漢字なんて見るのもイヤ、大っきらい!・・・って方が合格するのは難しいかも知れませんが、漢字がある程度好きで、合格する意思があれば準1級までは合格可能だと思います。
もちろん理想は、満遍なく漢字の勉強をして、その延長線上で漢字検定合格、なのですが、漢字検定に合格するための秘訣(勉強法)を独断と偏見で書き連ねてみます。
苦手にしている人はたくさんいると思います。もちろん基本は覚えましょう。意味も覚えられたらベスト。
例えば「肺」の部首はどうして「つきへん」ではなくて「にくづき」なのか。これは、左の「月」は「肉」が変形してこの形になったのですね。なので、内臓に関する漢字の部首に「にくづき」が使われることが多いのです。良い例として「騰」の部首は「にくづき」ではありません。理由は、お分かりですね?
【独り言】升の部首なんか分かるかー。こんなん覚えへんでもええんじゃあ。
読みと違って、調べるのに手間がかかります(そういう辞書を持っていれば別ですが)。調べることに時間を費やすなら、その分知らない漢字を覚える方が得策です。
問題集で出題されている分だけ、覚えるようにしましょう。
【独り言】凹の右の縦棒は何画目とか分かるかー。
当たり前の話ですが、上の2点を放棄するのであれば、他の問題をパーフェクトにする必要があります。え?それが難しい?
合格基準はそんなに高くないハズなので、ここは自力で頑張ってください。
【独り言】問題集で9割正解できたらOK!え? それができない?
準1級を受験するレベルの方は見たことがない漢字に出くわす確率は低いと思います。
知っている漢字なのに知らない読み方を覚えましょう。特に、漢字の意味と読み方がマッチしている場合は覚えておくべきです。
例えば「栗しい」の読みは「きび・しい」ですが、「漢字の意味と関係ない読み方やん!」と決め付けないで「栗烈」という熟語の意味と合わせて覚えましょうってことです。
特に「1字読み」は難しいのでめげないように頑張ってください(って、何のアドバイスにもなってまへんがな)。
【独り言】それでも覚えるのは難しい。蚤は「のみ」とちゃうんかー。蚤い? 何やそれー!
そればっかしかいっ!って感じですが、少なくとも読めるのに書けない漢字は覚えておかないともったいないです。その漢字のぼんやりとした形は頭の中にインプットされているワケですから。
パズル感覚、落書き感覚といった、楽しく学習する気持ちで書いて覚えましょう。
【独り言】鬱とか葡萄とか蝋燭とか・・・ああ、そう言えば本番で麒麟が書けなかったことがあったよなあ。
特に準1級で顕著なのが、日常生活では聞いたことも見たこともない言葉がじゃんじゃん出題されることです。じゃんじゃん出題されますので、これを放棄するワケにはいきません。
二字の熟語もそうですが、僕の場合は準1級で出題される四字熟語はおそらく一割も知らなかったんじゃないでしょうか。既述しましたが、言葉の意味を一緒に覚えると覚えやすいです。
【独り言】梗概=こうがい?なんじゃそれ?聞いたことないぞー(←僕だけ?)。
この問題、最近でも出題されているんでしょうか?
僕の場合はこの問題については特に拘った勉強はしませんでした。問題集のみ。強いて挙げるなら近現代史の本を読めば多少はいいのかもしれません。
【独り言】でも結局対策のしようがない。
準1級の出題範囲はかなり広いので、1冊の問題集では全てを網羅できません。つまり、1冊や2冊の問題集をやってみて「9割取れた!」と安心していてはいけません。
【独り言】だって初挑戦の時はそれでも不合格だったもん。
え?1級?・・・すみません、受験したことがありません。
ちょっと問題を見たことはありますが、あれはちょっと手が出ませんねー。あんなに難しい試験に合格する人がいるというのは、ほんと驚きです。
と、いうわけで、僕は1級を受けるつもりはありません。合格の秘訣もありません。すみません。
万が一、その気になるようなことがあって、1級に合格するような非常事態が発生すればこの部分を更新します(笑)。
合格するためにはメルマガを読もう!ってなことで、PC版はもちろん、携帯版でもメールマガジンを発行してましたが、忙しくなってやめちゃいました。
読者数は3000人くらいいたし、発行期間も4-5年続いたんじゃなかったかなあ。
それも、2005年に終わってしまいました。
ですので、メールマガジンで出題していた内容をクイズ形式にしたものを残してますので挑戦してみてくださいネ↓。
おそらく、このページに来てくださったほとんどの方の目的がこの練習問題だと思います。
単に漢字が好きな方、クイズ好きな方から漢字検定に合格したい方まで、一度試してみてください。合格の一助になればこんなに嬉しいことはありません。
それでは、練習問題です。3択のクイズ形式で出題されます。
上位ランキングを目指せ!!
「荒らし」や「いたずら(同一人物が適当にアドレスを入力し、別人として何度も挑戦する、等)」と判断した場合は予告なしにランキングから削除します。
尚、アドレスについて悪用することはありません。
健全に挑戦していただくためですのでご理解ください。
こちらには、漢字検定2級レベルの問題が現在500問あります。
さすがに「書き」の問題は出題できませんが(^-^;)、普通の読みから四字熟語まで、色んな問題を取り揃えております。
たくさんの方が苦手にしてらっしゃる部首の問題なんかもありますよ。
上位200位までがランクインとして掲載されますが、時々プログラムの関係か、サーバーの関係か、ランキングがリセットされるようですので、ご了承のほどを。
こちらには、漢字検定準1級レベルの問題が現在700問の問題があります。
ひさしぶりに挑戦してみると「準1級ってこんなに難しかったっけ?」と、自分でも思うくらいです(笑)。
2級と同様の問題構成ですが、難易度ははるかに上です。
上位200位までがランクインとして掲載されますが、時々プログラムの関係か、サーバーの関係か、ランキングがリセットされるようですので、ご了承のほどを。
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